2017-11

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二人のアパート

園崎麻里と北原琴美は、この春から高校生になった。最初は高校の寮に住んでいたのだが、高校の寮は古くてボロい。おまけに門限が厳しく、バイトもままならない。二人は夏休みの間に不動産屋で物件を探し、アパートでルームシェアすることで話がまとまった。互いのプライベート空間を確保した新居だったが、その空間は狭く、ベッドが入って精一杯だった。そのためテレビは共同にし、学校外の活動が夕方のテニス部が中心の麻里は夜テレビを使い、夜のバイトが中心の琴美は夕方早めに帰ってテレビを見ることにした。と二人で決めたものの、琴美はテレビをそれほど使わなかった。

ある日琴美がバイトから帰ると、いつも通り麻里はテレビ画面を見ていた。しかし映っているものは、とても健全とは言えないものだった。
「何これ。何見てんの?」
琴美は、真剣に画面に見入っている麻里に話しかけた。
「高峯君から借りたAV」
麻里は画面から目を離さず、ポテチを食べながら答えた。画面では裸の女が二人絡み合っていた。琴美はなんだか恥ずかしくなって、
「何でそんなもん見てんのよ!」
と、琴美はリモコンを取りテレビの電源を切った。
「何すんのよ。あたしが何見ようが勝手でしょ」
麻里は琴美の手からリモコンを奪い取ると、テレビの電源をつけてまた見始めた。
「もう、知らん」
琴美は自分の部屋に入り、帰りに買ってきたファッション誌を読みはじめた。

次の日も琴美が帰ると、麻里はまた別のAVを見ていた。今度も二人の女が絡み合っており、琴美は昨日と違うものとは気づかなかった。琴美は避けるようにさっさと部屋に入り、昨日の雑誌の続きを読みはじめた。

また次の日、琴美が帰るとまた麻里はAVを見ていた。
「ねぇ、そのAVってそんなに面白い?」
琴美は真剣に見入っている麻里に話しかけた。
「あ、おかえり。で、何?」
「いや、AVって面白いのかって話」
「面白いよ。下らない芝居してセックスして、こんなん絶対ありえないのに、なんか面白い」
「一昨日からなんかずっと見てるけど、なんでレズものな・・・あ、麻里ってまさか、こっち?」
琴美は左手の甲を右頬にあてた。
「うーん、いや、高峯君がそればっか持ってたからなんだけど。」
「高峯って、やばいね~ってか、それを真剣に見てるあんたもやばいと思うけど。なにこれ、こんなにあったの?」
「あれ?気づかなかった?まぁ見てないからか」
「見ないよ!普通、こんなん」
琴美は笑いながら言い、あたしも見る、といって麻里の横に座った。しばらく見ていると、琴美は麻里が妙に近い気がした。
「ねぇ、麻里」琴美は画面から目を離さず言った。
「麻里はあたしとこういうのしたいの?」
麻里は琴美の方を向くと、じーっと見て、うーん、と考えると、また画面に向き直って言った。
「ないな」
「あっそ」
琴美は立ち上がり、自分の部屋に戻った。それを見て麻里は、やったな、と思った。

次の日は夜から雷が鳴りだし、土砂降りの雨になった。バイト帰りの琴美は傘など持っているはずもなく、打ち付ける雨に抵抗することも出来ず、全身びしょ濡れで帰る羽目になってしまった。琴美はわざとゆっくり歩き、アパートに着くと雨を浴びるためにアパート周りを一周し、雨といの下に座り、たっぷり水を浴びる。琴美は濡れるということが大好きだった。存分に楽しみ、濡れた服を撫でたり眺めたりして、ようやく家に戻った。
「ただいま~」
珍しく麻里が琴美を出迎えた。
「えっへっへ~、濡れちゃった・・・」
麻里は琴美を眺めた。濡れたシャツがビッタリと張り付き、スカートまでびしょびしょ。立っているだけで玄関に水たまりが出来ていた。そんな琴美を見た麻里はいきなり琴美に抱きついた。
「わっ、ちょっ、麻里!何すんの!?」
「こ~と~みぃ~、そんなエッチな格好して、あたしを誘ってるとしか思えないよ?」
「え、いや、ちょっ」
麻里は琴美の唇に自分の唇を重ね合わせた。琴美はいきなりの事で動けなかったが、しばらくして右手で麻里の頬を押して唇を離した。
「んっ、もう!なに?あんたホントにレズだったの?」
「違うよぉ、琴美だけ特別。さっき琴美、わざわざ濡れるために歩いてたでしょ」
琴美はギクッとした。まさか、麻里に見られていたとは。
「こんなに濡れ濡れで、下着の線見せて、あたしを誘ってんでしょ?」
「ち、違うって」
琴美はかぶりを振った。
「うそだぁ。あ、そうか。」
麻里は何かを思いつくと、外に出て行った。琴美はしばらく呆然としていたが、ハッ、として、麻里を追いかけた。
琴美が思ったとおり、麻里はシャワーでも浴びたかのような全身びしょ濡れになっていた。
「なるほど、気持ちいいね、これ」
麻里は琴美をみつけると言った。琴美は麻里が濡れた姿を見て、ついに気持ちが抑えられなくなった。
「麻里!」
琴美は麻里を水たまりに押し倒すと、そのままキスをした。麻里は琴美の突然の行動に驚いたが、予想通り、琴美と自分は両想いだと分かると、何度も何度もキスをした。

どれくらい時間が経っただろう。麻里も琴美もびしょびしょで、だけど体は凄く熱かった。手を繋いで部屋に戻り、濡れた服のまま狭いお風呂に二人で浸かり、またキスをした。
「麻里、いつから気づいてたの?あたしが麻里のこと好きだって」
「いつからかな。琴美を本気で好きになって、そしたら琴美に気づいたかな」
「麻里・・・好きだよ」
「琴美、あたしも。大好き」
麻里と琴美はいつまでも濡れたまま愛を確かめ合っていた。

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